勉強しても勝てませんよ、そんなすぐに。
エントリーしては負ける。
あるいは建値決済の連続。
勝っても微益。
相変わらず、トータルはマイナス。
なぜ負けるのか分からないマイナス。
ある程度基礎知識は網羅したはず。
エントリーからイグジットまでのシナリオも、後から見てもだいたい予測通りのことが多い。
(もちろん全く逆にいっちゃうこともあるが、損切り徹底しているので、そこまでのダメージではない)
なのに、なぜ利が残らないのか?
ちょっとしたこと…だったんですよね。
コツみたいなもの。
だけれども、奥義のようなもの。
いくつかの問題が複雑に絡み合っていました。
ちなみに、端折ってますが、ここに至るまでには、複数の時間軸を見て相場状況を把握する「マルチタイムフレーム」はある程度理解して使えて、グランビルの法則、ダウ理論などは理解済みで、いくかの得意なチャートパターンもでき、信頼できるエントリーのシグナルサインも決めて、自信のあるところでしかエントリーしない…ということを、ほぼできるようになっています。
つまりは、エントリーに問題があるのではなく、決済に問題があるということ。
適切に利食うというのは、1番難しい技術なんですね。
まず、矛盾しますが、適切な利食いというのは存在しないのです。
存在しないものを追い求めるのがFXの修行の最終章なのです。
何やら大袈裟に書きましたが、利益を上げるというのが、FXの最大の目的であり、ゴールなわけですね。
そこに至るための道筋やルールの正解はない。
利が残れば正解なわけです。
適切か適切でないかは問題ではありません。
あえて言うなら、「利が残る=適切な利食い」なのかもしれません。
もちろん、一回きりではダメです。
1ヶ月、1年、10年取り組んで、利が残り続けるような、再現性のある技術を体得することが、唯一の正解であり成功と言えますね。
さて、そんな利食いのコツ。
一つ一つ書いていきたいですが、長くなるのでまた次回に。